プロジェクトS・T・X
製作:田口田 緒眼牙

ハセガワのS・T・Xシリーズは、実在するマシンを組み換えて新しい形にするという
発想のプラモデルである。各パーツの形状は非常に精密かつシャープで、
飛行機モデルを得意とする同社ならではの造型が見事だ。
 小型マシン「テクノシリーズ」は接着剤を使わないイージーアッセンブリーキット。
ブルバックゼンマイを内臓しディフォルメされた実在のメカが、
ベース部分と合体し、動物型メカや強化ビークルへと変化する。
いわばアオシマ的なの組み替え遊びやチョロQなど、様々なコンセプトを
集めた欲張りなシリーズである。
 大型アイテム「スペースオペレーションシリーズ」は、テクノシリーズより
さらにダイナミックな組み換え遊びが可能。「オペレーションΩ」では
スペースシャトルがSFメカに、しかもスケールも変わる。こちらは一部に接着剤を
使用。
 いずれのアイテムも、緻密さと細かい設定にこだわらない豪快さが融合した、
異色かつプレイバリュー溢れるアイテムである。

なお、S・T・Xが何の略称かは調査中。ラインナップについては、
スペースオペレーション1種とテクノシリーズSTX601から605の5種まで確認。

■オペレーションオメガ
当時価格:3000円




■STX601 テクノシリーズ スーパートムキャット
当時価格:600円
「スーパートムキャット」と「サソリ型キャリア」が合体。サソリ型キャリアは、単体で昆虫型メカにも変化する。

■STX602 テクノシリーズ スーパーブルドッグ
当時価格:600円
「スーパーブルドッグ」と「ピューマタイプキャリア」が合体。首長竜?型メカなど多彩に変化。ピューマタイプキャリアはダチョウ的なシルエットにも変化する。

■STX603 テクノシリーズ スーパーイーグル
当時価格:600円
「スーパーイーグル」と「トンボタイプキャリア」が合体。変化バリエーションはいずれもトンボには見えないが気にしない。

■STX604 テクノシリーズ スーパー4WD
当時価格:600円
「スーパー4WD」と「だちょうタイプキャリア」が合体。だちょう型なのは合体後だと思うのだが気にしない。

■STX602 テクノシリーズ スーパーサンダーボルト
当時価格:600円
「スーパーサンダーボルト」と「フロッグタイプキャリア」が合体。フロッグの目はサンダーボルトのエンジンを見立てるので、キャリア単体でフロッグっておかしくね?とかはもう気にしない。
無料アクセスカウンター

DIACLONE NET
合体王top