ランチアストラトスターボ
LANCIA STRATOS TURBO
SPEC
LENGTH=?m
MAX POWER=760ps
MAX SPEED=530km/h
スーパーカー部隊所属

実車データ
総排気量:2400cc
最高出力:370馬力
フェラーリV6エンジン搭載
ORIGINAL PRICE
\1700
FIGURE
マニアが喜ぶ選択。軽快なイメージの実車やカーモードと異なり、ロボットになると重量感あふれるトップヘビーなシルエットとなる。
■手前がノーマルタイプのアリタリアカラー、奥がマルボロタイプ。ただし、マルボロタイプはカタログ等では確認できないバージョンだが、頭部金型が違うなどどのような経緯でラインナップされたものなのか非常に興味深くもある。マルボロタイプの呼称はシールの貼り方説明書などで確認できる。

■アリタリアカラーのシールはシリーズ唯一のフィルム状である。マルボロタイプは通常の紙シールタイプになっている。アリタリアカラーのラインはすべてフィルムシールで再現されているが、マルボロタイプの赤はペイントによる塗り分け。つまり本体カラーに関してはマルボロタイプの方が手間がかかっているといえるだろう。

ちなみになぜマルボロタイプボンネット上のシールが貼られていないのかは不明…。あれ?なんでだっけ?

■ランチアロボの2つはカラーリングのみならずフェイスデザインが大きく異なる。いやはや。両タイプとも目、鼻、口といったヒューマンフェイスの要素を一切取り去った異色のデザインといえるだろう。
マルボロタイプはマルボロタイプでカートン箱単位で流通したらしく、固まってあったという報告も寄せられている。つまりカートンに何個というわけではなかったモヨウ。ただ、流通途中での問屋段階での配分を想定していた可能性もあるので、当時の送り手側の方の証言を待つしかないかもしれない。

■もちろん当時の流通量を把握しているわけではないが、やはり見かけた頻度やカタログ記載がないことなどから一応通常版と考えられるアリタリアカラー。なんとなく拘束具っぽいデザイン。塗り分け上では目にあたる部分はなさそうだ。




■鋭角的にアレンジされたマルボロタイプの頭部は、格子状の部分は目に見立てやすい。また、口まわりの造形もアリタリアカラーに比べると、人間の口まわりに近い解釈になっているように思える。




■パッケージは全く変わらない。>ウインドウ部の切り抜き形状とパッケージ上面の番号が異なる(2020.05.06修正)。とりあえずウインドウからわずかに見える車体上面の赤と、クリアパーツの成形色から判断する。

■ホイルジャックはしばらく我が家ではランチアロボの替りだった。

■右:ダイアクロン版。左:TF版。刻印関係もそうだが、その他に足の伸縮をロックするパーツが補強(?)され、ロボット形態においていきなり短足になる現象を防ぐ。これは嬉しい改良だ。

■当然マルボロタイプはダイアクロン版と同じ。

ホイルジャックは復刻版が発売されないため多くのファンにとって幻でもありました。

が、現在の技術でリメイクされたマスターピースシリーズが発売されます。しかもマルボロタイプまで! なにそれすごい。

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