ティラノサウルス TYRANOSAURUS | ||
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REAL SPEC HEIGHT=?m WEIGHT=?t |
カタログより | |
ORIGINAL PRICE 2300(toy) |
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FIGURE |
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恐竜ロボ全体に言えるのだが、外装に使用しているプラスチックパーツがミョーに壊れやすいので遊ぶ時には気をつけよう。 最近の二足歩行恐竜を見なれている方々には何かしらの違和感を感じられるかもしれない。80年代前半までは二足歩行の恐竜の姿勢についてはどっしりと尻尾をひきづるような、いわゆる日本版ゴジラ着ぐるみ的な解釈が行われていた。しかし最近では上半身をぐっと前のめりにし、後ろ足以降の尻尾部分で上体とのバランスを取る姿勢で歩行していたと推測されている。本アイテムは1984年のアイテムであるため、旧解釈に基づいたプロポーション解釈が行われていた。 |
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■右側よりダイアクロン版、TFG1版(グリムロック)、TFG2版の恐竜形態。力強いフォルムだ。恐竜がロボットになるなんて発想はこの当時でもかなり珍しいものであった。
■恐竜ロボ軍団のリーダーだけあってロボット形態ではかなりヒーロー的なプロポーションをしている。 ■恐竜/ロボ形態ともに背中にあたる部分にコクピットが備え付けられている。G2に至るまで健在なのが嬉しい。 ■当時から恐竜の人気は高かったが、ティラノサウルスと言えば肉食恐竜の代表のようなキャラクターでもあった。 ■ロボット形態のバランスは抜群である。 なお、意外なようだがダイアクロン全体を通じて、初めて剣を装備したシリーズでもある(この後はトリプルチェンジャーでも装備)。設定ではブルースター率いる恐竜軍団と戦うため、白兵戦用の装備なのだろう。 俺設定が入ってしまうが、切る/突くという役割ではなく、電撃によるスタン効果を狙ったモノではないかと推測できる(後に全体が赤くなるのもそのせい:笑)。実際あまり恐竜を殺りくしまくるのも良い感じはしないだろうし、歴史的にもどのような影響を与えるか解らないからだ。 ウイング状に見える背部カバー(恐竜形態での胸部にあたる)の根元が壊れやすいので気をつけよう。また、同じカバー上部の、恐竜の首パーツで挟み込まれる部分のでっぱりも折れやすいので、変型時には気をつけるべし。 ■TFG1版、いわゆるグリムロック。恐竜ロボチーム(ダイノボット軍団)のリーダー。恐竜形態ではD版と区別しづらい(笑)。 ■ロボット形態に変型すると、腹部/腰部パーツが赤く変更されており、識別しやすい。最もD-NET的には単なる色違い扱いだが(笑) 剣パーツは怪我などの防止のために素材の変更と、先端が丸くなるように形状が変更されている。 ■TFG2版。ボディカラーが青く変更されている。別にランバ・ラルが搭乗するわけではないと思う。近年発売されたものということで、写真は90年代(80年代後半?)以降の解釈にもとずいて前傾姿勢にしてみた。うーむ。 ■G2ではミサイル発射装置が付属しないのがちょっと寂しい。 ■ダイアクロン版パッケージ。時間移動をイメージしたパッケージデザインが素晴らしい。 ■TFG1版(国内版)パッケージ。イラストはD版の流用。 ■G2版。イラストそのものは共通だが、色の変更などが行われている。 歴代グリムロック特集あり。恐竜ロボも掲載されている。 |