ダイアクロン隊員解説 DIACLONE FIGURE |
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玩具版ダイアクロン隊員の種類は、発売時期やアイテムなどによって4種類が確認されている。手足パーツの入れ替えは比較的簡単に行えるので、オリジナルの組み合わせを作ることも容易である(それがかっこいいかどうかは別として)。ただし、細かい部品が多いので、手足の交換の際に軸穴や固定部の破損が起こる可能性もあるほか、やはりどんどんパーツの「合い」がゆるくなる傾向があるので注意してほしい。 |
■初期ミクロマンや変身サイボーグを連想させるプロポーション。全てはここから始まった。頭と胴体後ろ半分が金属製、手足と胴体前部パーツで色を組み合わせるのだが、パワーベース付属の隊員は胴体と腕パーツが同色で、足は別の色になっていたりする。個人的にはボディと足が同色で腕が違う組み合わせのほうがノースリーブっぽくてしっくりくるのだが…。腕と足が異なる色という組み合わせはパワーベース以後見受けられず、スタート時期の試行錯誤が窺える。 ■カラーリングは手足、ボディとも黒/青/黄/赤/緑/白の6色の組み合わせになる。写真の全身白の隊員は手足を組み換えたもので、この組み合わせが付属する製品は無い。 |
■ダッシャーシリーズの、しかも一部の製品にのみ付属したタイプ。 胴体と手足は中期型II、インカムタイプと同じだが、顔および背中、金属部分が異なる。 インカムタイプに変更になった原因は不明だが表情が険しく見えるあたりが悪印象だったのか? ヘルメットタイプはほおやアゴにもヘルメットの一部があり、目鼻が中央によせられてしまっている(ヨロイカブトと同じ理屈だ)のだが…実際怖いよあんた。 なお、ドリルダッシャーのパッケージには中期型ボディで頭部左右のインカム(つーかヘッドフォン?)がない隊員が写っている。この移行期に色々混乱していたのだろう。 ■カラーリングは基本的に3種類。ボディ背面の金属製パーツのみが異なるので、インカムタイプと組み合わせて同じだけのカラバリを作る事が可能ではある。 |
■最も多く世に出たと思われるタイプ。初期型より少し重装備になった印象。初期型と同じく胴体前面と手足の色の組み合わせがある。基本的に足パーツと腕パーツの色が異なるものは確認されていない。どうでもいいけどこれってヘッドフォンであってインカムってのは何か変な気もするがまあいいや。 ■カラーリングは手足、ボディとも黒/青/黄/赤/緑/白の6色の組み合わせになる。写真の全身白の隊員は手足を組み換えたもので、この組み合わせが付属する製品は存在しない。 |
■全身フル装備!単体でも戦闘力が高そうだ。初期型がミクロマンの初期シリーズだとすると、もはやミクロマンパンチやブリザード並にパワーアップしているといったところか?胴体は前後とも一体の金属パーツであり、手足パーツの色のみが異なる。そのため中期型以前のように手足の色を組み換えることができなくて少しさみしい。 ■カラーリングは手足が黒/青/黄/赤/緑の5色。緑は中期型以前よりかなり明るい色になっており、蛍光黄緑といった感じの色合いである。 |
■隊員ちょっといい話その1 上がロボットベース付属の5体セット、下がロボット要塞Xの5体セットのデフォルト状態。解りずらいが左から黒、青、黄色、赤、緑という並びが同じ。同じ製品ならともかく、二年くらい間があいても「5人の並び方は同じにする」。当たり前なのかもしれないのだがきちんと揃えているので感心してしまった。 ■隊員ちょっといい話その2 ちょっと解りにくいのだが、ロボットベース付属の黒い隊員は、何故か金属部分が金色なのだ。この他中期/後期にいたるまで、金色なのはこの人(というかロボットベースのこのモデル)だけ!うむ、どうやらダイアクロン世界では黒が一番えらいらしい。なお、バトルバッファローの胴体白の隊員の胸部は金色だったようだ。 |
■ワルダー軍団 ワルダー軍団はワルダロス発売時点から3種類存在した。 隊員後期型と同じく(というかこちらのほうが先に出ているのだが)胴体金属パーツは1ピース構造で、手足の色のみ異なる。時期によって足パーツと磁石の形が異なり、はさみこむように固定されるタイプと、ダイアクロン中期/後期と同じ磁石の固定方法になっているタイプがある。挟み込むタイプは恐らくワルダロスあたりに付属だったものと思われ(カラーの組み合わせから推測)、ダイアクロン隊員の中期型が出回るようになって以降に、磁石部品を共通化することによるコストダウンのための変更が行われたのではないかと推測される。 |
■モスキーダーその他に付属する。 ■カラーリングは今のところ赤/青/緑の3色があるが、その他にボディの金属部分が黒い、サソロンと同色になっているものが確認された。うちの在庫の中では1点のみで、今はもうどのアイテムに付属していたかも確認できない(役立たずですまん)。 アリック、サソロンと比較して、金属パーツが2色あるのは今のところバグモスだけ。さらに、他の2種は手足のカラーが4色あるのに、バグモスは(やはり今のところ)3色だけ。まさかボディカラーのバリエーションがその替りでもあるまいし(写真撮影時にはバランス良くなって助かったけど)。手足黒のバグモスと、ボディカラーの黒っぽいアリック、ボディ銀色のサソロン情報求む。 |
■アリンダーその他に付属する。 ■カラーリングはボディカラーは銀色のみ、手足が赤/青/緑/黒の4色が確認されている。 |
■サソランダーその他に付属する。 ■ボディカラーは黒で、手足はアリックと同じく赤/青/緑/黒の4色が確認されている。 |
■オマケのタイムレンジャー(タイムブルー)改造のブルースター将軍。ベースに使っているのは1円玉。剣はミュータントタートルズに付属していたものをさらに切り詰めたものを手と腰の間に挟んでいるだけである。隊員との比較はこんな感じで、何げに少し小さかったりする。俺設定ではブルースターはこのサイズでいいのだが、ちゃんとその説明ができるのはいつの日になることやら… |