ビートラス研究会
「ビートらス」
製作:田口田 治虫
what's new
メカダンバインとか言うんぢゃねー!お願い
■機甲虫隊ビートラス

 可変バルキリーでノリにノッていた頃のタカトクトイス&イマイが送りだした新基軸変型ロボットストーリー。デザイン/設定はアートミックによる。てれびくんにおいて宮尾 岳氏によるコミック展開もされていたようだ。
 おもちゃはタカトクトイスから玩具版、イマイからキット版が発売されているが、玩具版はタカトクの倒産によってバダム(バッタ)が未発売に終わり、キット版はグガル(クワガタ)が発売に至らなかった。玩具版の金型はバルキリー同様ハズプロ社に渡り、海外版トランスフォーマーに組み込まれていく。そこではめでたくバダムも発売され、悲願の4体揃い踏みを見る事ができるぞ。イマイのキットも後に「昆虫ロボ」の名称で再版されている。また、時期は不明だが「ビートセブン」として再構成され、塗り絵などが販売されていた。
 2002年、イマイもまたその長い歴史の幕を閉じた。ビートラス(昆虫ロボ)の金型が今どこにあるのかが気になるところだ。

■その生い立ち

 ビートラスとダイアクロンの関係は深い。「アートミックデザインワークス」の荒牧氏の述懐によると、ダイアクロンの昆虫ロボ(カブトロン/クワガトラー/バッタス)を見た同社入社前の氏が、もっとリアルだと面白いのになあと思ったのが始まりだったそうだ。結構氏は昆虫好きでもあったようで、ロボット的アレンジの激しい昆虫ロボにむしろ不満を抱いていたようだ。
 モスピーダと平行して進行したその企画過程において、最初のうちは外装は完全に生物的な昆虫の形をしており、実現すればビーストウォーズに10年以上先駆けた”ナマモノロボ”になっただろう。しかし子供向けの企画ということで当時とはして冒険もできなかったのか、最終的には昆虫形態においてもヒーローロボット風味のアレンジが加わったものになったという。ビーストウォーズデビュー時のとまどいを考えるとこの修正は間違っていなかったような気はする。
 ダイアクロンの昆虫ロボを超えるべく発生したビートラスがやがて海を渡って、その昆虫ロボ(インセクトロン)を従えるDXインセクトロンとなったことには、数奇な運命を感じずにはいられない。倒産という不幸なプロセスを経てはいるものの、あるいはデザイナーにとってはしてやったりという図式であるのかもしれない…と勝手に思ってみる。

INDEX


■STORY■
キット付属のカタログに掲載されている設定&物語をそのまま紹介しよう。何つーかこう微妙な文章のアレなとことか、ママイキで完全再現。


■ビートガドル■


■ビートグガル■


■ビートゼグナ■


■ビートバダム■


■ビートパピル■

■塗り絵(ビートラス)■
ビートラス版の塗り絵

■塗り絵(ビート7)■
ビート7版の塗り絵。ビートパピルが、ビートラスではてんとう虫型なのに対しこちらではチョウチョタイプメカの名称になっている。言われてみればパピヨンっつったら蝶だしなあ。んで、もとのてんとう虫型メカの名前はビートレイデ。

■パズル(ビート7)■
ビート7版のパスル

■タカトクビートラス版勢揃い。ビートバダムはTF版に塗装したもの。

ムシムシ大行進 ■TF版と全員集合。・・・正直虫ばっかりでちょっとだけ怖いんですけど。
 君はさらにここで田口田の野望の片鱗を見る。
 ビートラス版は資料によって複数のカラーが確認されており(茶色のバダム、青のガドルとグガル等)、また、ガドルとグガルはパワーアップ版があるため、改造用に複数欲しいなあ…と…(いつになることやら)
協力:ぶっと様/STARS104A様

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